<スケートスタンについて>
スケートスタンは、アフガニスタンで初めて設立された男女共学の専門的なスケートボードスクールです。この学校ではカブールに住む多くの若者に、スケートボードを通して異文化間の交流の場やその相互理解のための教育を提供しています。スケートスタンには現在、異なった文化や家庭環境を持った60人の生徒が参加しています。生徒たちはスケートボードのスキル、スケートボードの教え方、プロジェクトマネジメントのスキル、生計向上のスキル、英語などの分野で能力を向上しています。われわれの狙いは、若者達に生活をしていく上で必要とされるリーダーシップの能力、民族の壁を取り省くためのネットワーク作りの能力を向上してもらうことにあります。
<歴史>
アフガニスタンでスケートボード? 始まりは、Olie, Sharna, Travis, の三人がカブールでスケートボードを走らせた時でした。彼らがスケートボードをしているとすぐに、熱心な顔をした幅広い年齢層の子供たちに囲まれ、どの様にスケートボードをやるのかと聞かれたのです。
これを期に、3台のスケートボードを使い最初のスケートボードスクールがカブールに誕生したのです。はじめは天性のスケートボーダーである6人の若者(18歳~22歳)が3台のスケートボードをシェアして、彼らにとってのまったく新しいスポーツ:スケートボードをすぐにマスターしてしまいました。
最初の生徒たちの成功を経て、スケートスタンの設立メンバーは学校をさらに大きくすることを考え始めました。もっと多くスケートボードと室内スケートボード施設を設置できれば、多くの若者と女性のためだけのクラス(イスラム圏ではまだ、女性と男性が共に何かの作業をすることが、文化的に難しいため)が運営できると考えたのです。
そして、スケートスタンはアフガニスタンで最初の男性と女性の両方を教える学校となったのです。カブールの中心にある室内のスケートボード施設は、小さなランプ(小型のハーフパイプ)とストリートコースを有し、生徒たちはスケートボード経験者から安全な環境でトレーニングを受けることができます。クラスでは、スケートボード、スケートボートシューズ、安全具を借りることもできます。学校の設立と生徒たちの成長のストーリーはドキュメンタリービデオを通してグローバルメディアプラットフォームに公開される予定です。ドキュメンタリーでは、アフガニスタンでの生活の様子やアフガニスタンの若者のポジティブな物語が公開されます。

<Olie>
役割:ロジスティクス(物流)
出身:オーストラリア
オーリーが始めてスケートボードをしたのは、パプアニューギニアに住んでいた6歳の時で、水の張られていないプールの中でした。
1995年、パラグアイのスケートボード国際大会:Mystic Capで優勝。
近年は、オーストラリアのクウィーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州と協同で、緊急事態管理のプロジェクトに参加。
アフガニスタンには2007年2月にスケートボードと共に到着。

<Sharna>
役割:ドナーとの連絡、若者への教育支援
出身:オーストラリア
環境、生活環境の調査員。過去5年間は、地方地域の生活を改善する為、地元政府、ドナー、農民、伝統的生活者などの支援に従事。2006年8月にアフガニスタンに到着。アフガニスタンの開発プロジェクトにおける調査と評価の仕事に18ヶ月間にわたり携わっていた。また、国連開発計画のプロジェクトで開発コンサルタント(ビジネス発展分野)としてヘラート(アフガニスタン北西部の都市)で働いた経験もある。1992年からスケートボードを続けている。










